後継者は親族か、社内か、それとも第三者か。出口が決まらないまま時間だけが過ぎていませんか。10問に答えると、親族内承継・社内承継(MBO/EBO)・第三者承継M&A・廃業/清算の4つの出口のうち、いまのあなたの会社に向いている方向性の目安と、次に取るべき具体アクションが分かります。所要約2分・無料・登録不要。
「そろそろ事業承継を考えないと」と思っても、最初の壁は「どの方法で進めるか(=出口)が決まらない」ことです。親族に継ぐのか、社内の幹部に任せるのか、第三者に売るのか、それとも畳むのか。出口が定まらないと、相談先も準備内容も決まりません。
この診断は、出口がまだ決まっていない経営者のための方向性の自己チェックです。10問に答えると、4つの出口(親族内承継/社内承継(MBO・EBO)/第三者承継M&A/廃業・清算)のうち、いまの状況に最も向いていると考えられる方向性と、その次に取るべき具体的な一歩が表示されます。
あくまで方向性の目安であり、確定的な診断ではありません。実際の意思決定は、財務・税務・株主構成・家族や従業員の意向など多くの要素を踏まえる必要があります。診断結果は「どの専門家・どの記事から情報を集めればよいか」のスタート地点としてお使いください。所要は約2分、無料・登録不要です。
免責: 本診断は回答傾向から「向いている出口の方向性」を示す簡易ツールであり、最適な選択を確定するものではありません。実際の判断は会社の財務・株主構成・税務・ご家族や従業員の状況により異なります。必ず公的窓口や専門家にご相談ください。
事業承継の「進め方」は、突き詰めると誰に・どうやって会社を引き継ぐか(出口)の選択です。出口は大きく4つに分けられます。それぞれ向いている会社の状況、メリット、そして最大の関門が異なります。
| 出口 | 向いている状況 | 主なメリット | 最大の関門 |
|---|---|---|---|
| 親族内承継 | 継ぐ意思のある親族がいる/外部譲渡に抵抗がある | 理念・社風を引き継ぎやすい | 自社株評価と贈与・相続の税負担 |
| 社内承継(MBO・EBO) | 経営を任せられる役員・幹部がいる | 事業・顧客を熟知した人材に承継できる | 後継者の株式買取資金・個人保証 |
| 第三者承継(M&A) | 後継者不在だが会社に強みがある/対価を得て引退したい | 雇用・取引先を守りつつ売却益を得られる | 買い手探索・条件交渉に時間がかかる |
| 廃業・清算 | 後継者不在+強みが弱い/財務に重い懸念がある | 事業リスクを断ち切れる | 雇用喪失・処分コスト・取引網の消滅 |
この診断は、10問それぞれの回答を4つの出口への配点として集計し、合計点が最も高い出口を「いま向いている方向性」として表示する仕組みです。配点は、おおむね次の考え方で設計しています。
なお、後継者となる親族が同時に社内の右腕として働いているケース(中小企業ではよくあります)でも、親族としての継承意思を強いシグナルとして大きく加点する配点にしてあります。ただし業績・経営者の引退意向・外部環境などの回答次第では社内承継や第三者承継が上位に出ることもあり、その場合も点差が小さければ親族内承継を併記します。
大切なのは、表示された出口を「結論」ではなく「情報収集と相談のスタート地点」として使うことです。たとえば第三者承継M&Aの点が高く出たなら、まず自社のおおよその売却価格を知り、相談先の種類を比較する——というように、次の一歩を絞り込むために役立ててください。
実務では、複数の出口を並行して検討することがよくあります。たとえば「まず親族内承継を打診し、難しければ第三者承継M&Aへ切り替える」という二段構えは、選択肢を狭めないための現実的な進め方です。診断で点差が小さかった出口は、いわば「次善の選択肢」。両方の情報を早めに集めておくと、状況が変わったときにも慌てずに済みます。
もし複数の出口がほぼ同点になった場合は、表示された主たる方向性だけにとらわれず、僅差だったもう一方の出口も並行して情報収集することをおすすめします。同点・僅差は「どちらにも可能性がある」というサインであり、専門家に相談して総合的に絞り込むのが安全です。
特に注意したいのが、安易な「廃業」の選択です。一見「うちは売れない」と思える会社でも、取引先・許認可・立地・人材といった要素に買い手が価値を見いだし、第三者承継できるケースは少なくありません。全国の後継者不在率は50.1%と7年連続で改善し過去最低を更新しており(帝国データバンク2025年・2025年11月21日公表)、第三者承継の成約も令和6年度に2,132件と過去最高を記録しています(事業承継・引継ぎ支援センター)。畳む判断をする前に、まず「本当に売れないか」を確認することを強くおすすめします。
どの出口を選ぶにしても、共通して言えるのは準備に時間がかかるということです。中小企業庁の事業承継ガイドラインでは、承継の準備期間は一般に5〜10年、経営者60歳頃からの検討着手が目安とされています。親族・社内承継なら後継者の育成と株価・税対策に、第三者承継M&Aなら買い手探索と条件交渉に、それぞれ年単位の時間が必要です。
「まだ早い」と先延ばしにするほど、取れる選択肢は狭まっていきます。残り時間が短くなると、好条件での売却が難しくなったり、十分な準備のないまま廃業に追い込まれたりするリスクが高まります。逆に、早く動けば動くほど選択肢は広がり、後継者・買い手・従業員・取引先への影響も小さく抑えられます。診断で方向性の見当がついたら、できるだけ早く具体的な情報収集と相談に進むことをおすすめします。
「いきなり専門家に有料相談はハードルが高い」という場合は、まず無料の公的窓口の活用を検討してください。各都道府県の事業承継・引継ぎ支援センター(中小企業庁・中小機構が運営)は、相談・マッチング・コーディネーター派遣まで無料で対応します。商工会議所・商工会の経営相談窓口も無料です。本格的な買い手探索や条件交渉の段階ではM&Aアドバイザーへの委託が一般的ですが、最初の方向性の整理や情報収集なら公的窓口で十分にスタートできます。
最後に重要な注意点です。この診断は、限られた10問から方向性の傾向を示すものであり、確定的な診断や助言ではありません。実際の意思決定には、決算書に基づく正確な財務分析、自社株の評価、株主構成、家族・従業員・取引先の意向、税務・法務の論点など、診断には含まれない多くの要素が関わります。
結果に違和感がある場合や、点差が小さく出口が決めきれない場合は、表示された出口にとらわれず、専門家に相談して総合的に判断してください。当サイトを運営する株式会社KI Strategyは事業承継・M&Aを専門とする独立系コンサルティング会社です。出口の整理から、財務・税務・スキームの検討、相手探索・交渉まで、状況に応じてご相談いただけます。
診断結果はあくまで方向性の目安です。自社の財務・業種・株主構成・スキームを踏まえた最適な出口の検討は、独立系コンサル・アドバイザリーがご支援します。
秘密厳守、初回相談無料、全国対応。